特殊ボルトの種類と特徴を解説|ネジラボ.com
特殊ボルトは、標準規格品では対応できない特別な用途や要求に応じて製作されるカスタムメイドのボルトです。
本記事では、ネジラボ.comが手がける特殊ボルトのオーダーメイドについて解説し、実際の製作事例を紹介します。
様々な産業で活用される特殊ボルトの種類と特徴をご覧ください。
目次
ボルトのオーダーメイドについて
特殊ボルトのオーダーメイドは、お客様の特定のニーズに合わせて設計・製作されるプロセスです。
以下の点が重要となります。
用途の明確化:使用環境や要求性能を詳細に把握します。
材質選定:強度、耐食性、軽量性などの要求に応じて最適な材質を選びます。
形状設計:頭部や軸部の形状、ネジ山の特性などを決定します。
寸法指定:長さ、直径、ピッチなどの詳細な寸法を指定します。
表面処理:必要に応じて、めっきや熱処理などの表面処理を選択します。
品質管理:厳密な検査基準に基づいて製品の品質を確保します。
ネジラボ.comでは、これらの要素を総合的に考慮し、最適な特殊ボルトを提案・製作いたします。
特殊ボルトの製作事例を紹介
摩擦圧接ローコスト・チタンボルト
特徴:チタンの軽量性と強度を活かしつつ、コストを抑えた製品
用途:航空宇宙産業、医療機器など
メリット:従来のチタンボルトと比べて大幅なコスト削減を実現
摩擦圧接アンカーボルト
特徴:異種金属を接合し、強度と耐食性を両立
用途:建築・土木分野での基礎工事
メリット:長寿命化と施工性の向上を実現
特殊リーマボルト 段付き
特徴:精密な穴あけと固定を同時に行う特殊形状
用途:自動車産業、精密機械部品
メリット:組立工程の簡略化と高精度な位置決めが可能
チタン特殊六角穴付きボルト
特徴:軽量で高強度、六角穴付きの特殊形状
用途:航空機部品、高性能スポーツ用品
メリット:軽量化と高強度の両立、メンテナンス性の向上
特殊ジョイントコネクターボルト
特徴:複数の部品を効率的に接合する特殊形状
用途:家具組立、建築用パネル接合
メリット:組立作業の効率化、解体・再利用が容易
特殊ロットボルト(デンデンボルト)&特殊アイナット
特徴:螺旋状の溝を持つボルトと専用ナットのセット
用途:振動の多い環境での固定、海洋構造物
メリット:高い緩み止め効果、耐久性の向上
特殊フランジボルト(調質/二次加工付き)
特徴:フランジ付きの形状で、熱処理や二次加工を施したボルト
用途:自動車エンジン部品、産業機械
メリット:高強度と高精度を両立、シール性の向上
その他制作実績
特殊形状ボルト:独自の頭部形状や軸部形状を持つボルト
超大型ボルト:橋梁や大型構造物用の特大サイズボルト
複合材料ボルト:金属とプラスチックを組み合わせた特殊ボルト
高温用ボルト:耐熱性に優れた特殊合金を使用したボルト
これらの事例は、ネジラボ.comの技術力と創造性を示す一部に過ぎません。
お客様のニーズに応じて、さらに多様な特殊ボルトの製作が可能です。
まとめ
特殊ボルトは、標準品では対応できない特別な要求に応えるために欠かせない製品です。
ネジラボ.comでは、豊富な経験と高度な技術力を活かし、多様な産業のニーズに対応する特殊ボルトを製作しています。
摩擦圧接技術を用いたコスト削減、独自の形状設計による機能性の向上、材質選定による性能最適化など、様々なアプローチで特殊ボルトの価値を高めています。
お客様の課題解決や製品性能の向上に貢献する特殊ボルトの製作について、ぜひネジラボ.comにご相談ください。
豊富な実績と技術力で、最適なソリューションをご提案いたします。
投稿者プロフィール

- 50余年に渡り培ってきた「ネジに関する知識や知恵」を提供していくことで、「安心・安全なものづくり環境」の実現に貢献してまいります。
最新の投稿
- 2025年2月14日ネジネジ・ボルトの選び方!ロック加工の種類と特徴を徹底解説
- 2025年2月7日ボルト材質で選ぶ特殊ボルト!製造工程とメリットまとめ
- 2025年1月31日ネジオリジナルねじの基礎解説|小ロットから始める製作
- 2025年1月24日ネジ特殊ネジの設計から製造まで徹底サポート