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コラム
2024.07.30

ドリルねじとは?種類・規格・サイズ・強度・使い方

更新日:2024.08.29

ドリルねじは、下穴を開けずに直接材料にねじ込むことができる便利なねじです。

主に金属やプラスチックなどの材料に使用され、作業効率を大幅に向上させます。

本記事では、ドリルねじの基本知識から種類、規格、サイズ、強度、使い方について詳しく解説します。

ドリルねじとは

ドリルねじは、先端にドリル形状が施されており、下穴を開けることなく直接材料にねじ込むことができるねじです。

この特性により、作業時間を短縮し、効率的な締結が可能です。

特に金属やプラスチックなどの硬い材料に適しています。

ドリルねじの種類

ドリルねじにはさまざまな種類があります。

以下に代表的な種類を紹介します。

(1)セルフドリリングねじ:先端にドリルビットが付いており、下穴を開けながらねじ込むことができます

(2)セルフタッピングねじ:先端が鋭く、ねじ山が深く刻まれており、下穴を開けずに直接ねじ込むことができます

(3)セルフピアスねじ:薄い金属板に使用され、先端が鋭く、ピアスのように貫通してねじ込むことができます

ドリルねじの規格

ドリルねじの規格は、使用する材料や用途に応じて選ぶことが重要です。

代表的な規格には、ISO規格やJIS規格があります。

これらの規格に基づいて製造されるため、品質や互換性が保証されています。

ドリルねじのサイズ

ドリルねじのサイズは、直径や長さ、ねじ山のピッチによって異なります。

一般的なサイズは以下の通りです。

(1)直径:M3、M4、M5、M6など

(2)長さ:10mm、20mm、30mm、40mmなど

(3)ピッチ:ねじ山の間隔で、細目ピッチや粗目ピッチがある

ドリルねじの強度

ドリルねじの強度は、使用する材料や用途に応じて選ぶことが重要です。

強度区分は、引張強度や降伏点に基づいて分類されます。

例えば、「8.8」や「10.9」といった表記があり、これらの数字は材料の強度特性を示します。

ドリルねじの使い方

ドリルねじの使い方は以下の通りです。

(1)適切なドリルねじの選定:使用する材料や用途に応じて、適切なドリルねじを選びます

(2)ドリルねじの取り付け:電動ドライバーやインパクトドライバーを使用して、ドリルねじを材料にねじ込みます

(3)締め付けの確認:ねじがしっかりと締まっていることを確認し、必要に応じて増し締めを行います

まとめ

ドリルねじは、下穴を開けずに直接材料にねじ込むことができる便利なねじです。

セルフドリリングねじ、セルフタッピングねじ、セルフピアスねじなど、さまざまな種類があり、用途に応じて選ばれます。

規格やサイズ、強度を確認し、適切なドリルねじを選ぶことが重要です。

投稿者プロフィール

新井商店(neji-lab.com)
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